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3.小さな成功体験

【コラム】自分との会話〜まずは自分が自分の最大の味方になる〜

2018.03.01

要点

・コニュニケーションには,「自分対他人」と「自分対自分」の2通りがある。

・普段意識されない「自分対自分」(自分との対話)に意識を向ける。

・大切な親友に関わるように自分とも関わり会話をするようにすると,自信がつく。

 

 

 

 

 

 

 

普段,自分が当たり前のように行っていることやものにはあまり意識を向けません。

 

 

例えば,空気や水の存在がそうです。

 

 

それと同じように意識があまり向けられないものは,普段自分が使っている言葉ではないでしょうか。

 

 

 

 

 

当たり前のようにしている「会話」に意識を向けてみる

起きてから眠るまで,多くの場面で人とコミュニケーションを取る場面があります。

 

 

家族や友だち,

学校に行っている人なら学校の先生,

習い事に通っているならそこで出会う人たち,

会社に務めている方なら会社で出会う方たち,

コンビニやスーパーに行ったらそこにいる店員の方など

 

 

です。このような他者との会話であれば,自分の発言に気を遣うことがあると思います。

 

 

「相手に失礼がないように敬語を使おう」とか,

「専門用語ではなく平易な言葉で説明しないと伝わらないよなぁ」などのように

 

 

自分の言葉に意識を向けます。

 

 

 

ですが,もう一つの種類の会話ではどうでしょうか?

 

 

 

 

もう一つ,「自分との会話」もある

会話に意識を向けると言うと,以上のように自分と他者とのコミュニケーションをイメージした人が多いかもしれません。

 

 

 

しかし,実は,それに加えて,人は「自分との会話」もしています。

 

 

 

 

例えば,

 

 

「あぁ,お腹が空いたなぁ,○○が食べたいなぁ」

「今日は早く帰って○○のテレビが見たいなぁ」

「明日は休みだから友だちと遊びに行こう」

「宿題終わらせないとなぁ,ゲーム終わってからでいいか」などのように頭の中に自然と出てくる言葉です。

 

 

この文章を読みながら,「結局何が結論なの?」と思うのも「自分との会話」に含まれます。

 

 

 

 

 

こんなふうに「コミュニケーションには2通りあって,一つは他者と自分,もう一つは自分と自分がある」と言われることで初めて,「自分との会話」があったことに気づかされた人も多いかもしれません。私も人から言われて初めて自覚しました。

 

 

 

 

 

勉強が辛い時には自分との会話が厳し過ぎるのかも

他者と自分との会話ならその発言の内容に気を配ります。

 

 

しかし,自分と自分との会話になると,その発言の内容に気を配らない人が多くなります。

 

 

その理由の一つは上に書いたように,そもそも「自分と自分との会話が実はある」ということをそもそも知らないからかもしれません。

 

 

 

そして,目標を達成しようとして頑張っているのに途中で挫折してしまう人の中には,この自分との会話が厳しすぎるのが理由で挫折してしまうケースがあります。

 

運動でも勉強でも,何かを始めて三日坊主で終わったことがある人は,途中で継続できなくなった時に自分とどんな会話をしていたでしょうか?

 

 

 

「ここまでするって自分で決めたのにそれができないってダメじゃん」

「もうやる気がなくなっているって,自分って最低」

「また諦めるんじゃないかなぁ」

 

 

などという言葉が脳内で聞こえてくるのではないでしょうか。

 

 

 

 

自分が自分の最大の味方になる

自分を応援してくれる人は,いつも優しい言葉を言ってくれるとは限りません。

 

 

 

時には相手のためを思うからこそ厳しい言葉を言うこともあります

 

 

例えば,あなたにとって誰か応援したい人を一人イメージしてみてください。その大切な人が挫折しそうになっていたら,どんな言葉をその人にかけるでしょうか?

 

 

その相手の気持ちを想像して,

 

 

「いまは厳しい内容になるけど,本当のことを言ったほうがいい,本当に相手のことを思うから」と思ったら厳しい言葉でも伝えるほうがいいでしょうし,

 

 

 

「まだできていないことも多いけど,いまはできているところに注目してまた明日も頑張ってもらったほうがこの人のためになる」と思ったら相手のできているところを優しく伝えてあげるほうがいいでしょう。

 

 

 

大切なことは,自分との会話の中でも「いまは厳しい言葉をかけたほうがいい」とか「いまはできているところに着目したほうがいい」といった内容に気を遣ってみてほしいということです。

 

 

厳しい言葉をかけるか,優しい言葉をかけるか,別の言葉をかけるかなどの判断の基準は,

 

 

 

親友が同じ状況だったらどんな言葉をかけるか? それと同じように,自分も大切に扱う

 

 

 

という基準です。

 

 

 

 

自然と脳内で発生する言葉は,そもそも無自覚にあふれ出てくるので,それに意識的になるということだけでも難しいかもしれません。それでも,こういったことを知っていると少しずつ気づくことができるようになると思います。

 

 

よければ試してみてください。

 

 

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