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3.小さな成功体験

【コラム】原因論と目的論,あなたはどちらがよい?

2017.09.05

原因論とは

「自分はできない」という風に思ったり,

 

 

 

悲しかったり辛かったりする気持ちになった時には

 

 

 

自分自身に対して原因論的になって自分のダメなところ,悪いところばかりが見つかってしまいます

 

 

「自分にはあれができてない,それもできてない,これもまだできてない」というように次々と悪いところが見つかっていきます。

 

 

そして、気持ちも暗い気持ちになっていきます。

 

 

 

 

そのネガティブな気持ちのまままた勉強(保護者の方であればお仕事)に向かえば,パフォーマンスが悪くなってしまいます。

 

 

 

ネガティブな気持ちで取り組めば,計算間違いが多くなったり集中力にかけたり諦めるのが早くなったりします。

 

 

 

 

 

結果も出ないので再びネガティブな気持ちになってまた自分に対して原因論的に考えてしまう…という悪循環が続きます

 

 

 

 

目的論とは

反対に,自分のいいところに目を向けていくと,いい循環が続きます

 

 

 

 

だから,毎回,塾で生徒さんに授業が終わった時に質問するのは

 

 

 

 

「今日,できるようになったこと,わかったことは何ですか?」です。

 

 

 

 

そして,毎回授業を受けている生徒さんは,「今日もその質問をされるな」ということがわかっています。

 

 

 

 

すると,授業を受けながらだったり休憩中だったり、気が付いた時に自然と「今日わかったりできるようになったこと」を意識して探すようになります。

 

 

 

 

そして好循環を作り出していきます。

 

 

 

 

「同じ人でもその対象に取り組む時の気持ち(感情)が違うとパフォーマンスも変わってくる」というのは,

 

 

どなたでも経験があると思います。

 

 

 

例えば,「明日は楽しみなことがある」となると自然と目が覚めて準備万端,行動も早くなるということもその一例です。

 

 

原因論と目的論の使い分け

確かに,アドラーの言う「感情には目的がある」という考えを下敷きにすれば,原因論的に自分にダメ出しをしていくという気持ちにも目的があると言えます。

 

 

 

 

より高みを目指すために自分のダメなところを洗い出してそれを改善していこうという本当の目的があるかもしれません。

 

 

 

志が高く,そのようなストレッチがある高い目標の方が自分は頑張れるという方は原因論的な考え方もいいと思います。

 

 

 

 

でも,苦手なことに挑戦していたり,気持ちがくじけそうになっている時には自分に対して目的論的に接してみてください。その方が意欲(やる気)が持続して行動も続きやすくなります。

 

 

 

 

高い目標に向かって一度の失敗で挫折してしまう人よりも,少しずつの成長でも「あっ,これでができるようになった」「おっ,それもできるようになってきた」と行動を続ける人の方が,結局はいい結果が出やすいです。

 

 

 

塾で行なっている目的論

この勉強の好循環を作りながら,

 

 

 

 

同時に「自分って勉強が苦手」とか「この単元はできない」という過去に体験したことから学んだ思い込みを一つ一つ「本当にそうなの?」ともう一度やってみて,「本当はできるかもしれない」「わかるとちょっと楽しくなった」という思い込みに書き換えていきます。

 

 

 

 

そんな風に好循環を作りつつ,自分自身に対しても目的論的に考えることが勉強でも仕事でもやる気を高めたり継続させるためには大切です。

 

 

 

 

でも,時には嫌な出来事があったり思い通りにいかないことがあってネガティブな気持ちになることもあります。

 

 

 

だから,実はどんな人もまずは自分自身を心身ともに整えることがもっとも大事なのかもしれません。

 

 

 

この8月の1ヶ月間,私自身が頑張り過ぎてつらいという気持ちにならず,平常の月よりも多い時間、塾で仕事をしていてもやる気が下がらなかった理由の一つに,まずは自己管理をしていたということがありました。

 

 

 

私自身もコーチをつけてコーチングを受けて過ごした1ヶ月間でした。

 

 

生徒の皆さんもぜひ,目的論的に考えることをしてみてください。例えば,手軽にできそうなのは「今日できたことは何か?」と学校から帰る時に考えてみたり,ふとした時に考えてみることです。私は毎日仕事前に前日のできたことを書いていました(今も書いていますが)。すると,塾で仕事をする中で自然と「あっ,これはできたこととして明日書けることだ!」と見つけることができていました。気軽に試してみてください。

 

 

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