【今日の伊藤塾】インサイド・アウトとは何か？（『７つの習慣』より）〜今日の頑張り・成果（勉強・学習）〜
2018.11.20
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■この投稿を５秒で理解
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✥「勉強をしなさい！」と命令をしても，他人を変えることは難しい。
✥そんな時には，自分もしくは自分の内面（インサイド）から変える。「勉強をしなさい！」ではなくて，相手の関心に関心を持ち，例えば「今頑張りたいと思っていること，関心があることはなんなの？」と自分を変える。
✥短期的に結果が出るかどうかはわからないが，そうすることで自分の外部（アウトサイド，例えば他人）が少しずつ変化していくかもしれない。
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過去に何度か，コントロールできるものにだけ意識を向けて，
そうではないものを変えることを期待しないということをお伝えしました。
例えば，
【今日の伊藤塾】「結果」ではなくて「行動」をコントロールする〜今日の頑張り・成果（勉強・学習）〜
【今日の伊藤塾】今日の頑張り・成果（勉強・学習）〜コントロール〜
などです。
こうして書いてきた中で，
「コントールできるものとは何か？」を一言で言えば，
それは，自分だということです。
他人の行動は変えることができませんが，
自分の行動は意識すれば変えることができます。
今日や明日の天気を変えることはできませんが，
自分がその天気をどのように捉えるかは変えることができます。
例えば，
宿題をしなかったり家で勉強をしなかったりする人がいるとします。
そんな相手に対して，
「宿題や勉強をしなさい」と言っても言うことを聞かないとします。
そんな時は，自分の行動を変えることができます。
「勉強をしなさい！」と言う行動を選ぶのではなくて，
「今は勉強ではなくて，どんなことに頑張りたいと思っているの？」とか
「今関心を持っていることはなんなの？」とか
「今その関心を持っていることって，どんなところが面白いの？」といった
ように，まずは「相手のことを理解しようとする」ように行動を変えることができます。
「勉強しなさい」と命令をするのは，相手を変えようとする行動であって，
命令して相手を変えることが難しいというのは，すでに多くの人が感じていることかもしれません。
だから，コントロールできる，言い換えれば変えることができるものである自分を変えるということです。
自分を変えることで，その結果，
相手を変えることができるかもしれないということです。
こんな風に，
自分や自分の内面を変えることで，
その結果，
自分の外部（例えば他人など）が変わっていくこと，
これが『７つの習慣』で言われているインサイド・アウトというものです。
この考え方は，生徒さんへの関わり方について
私に多くのことを気づかせてくれた考え方です。
お読みになった方の何かの参考になれば幸いです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥中点連結定理について学校で習っており，これに関する問題を塾で解いて，より理解を深めた。中３
✥反比例の文章問題の中でわからないところがあったが，解説を聞いて理解した。小６
✥関係代名詞についての文法問題を解き，この文法の構造について理解した。中３
✥酸とアルカリ，中和反応などについて勉強し，明日の定期テストに備えた。中３
✥明日の定期テストの対策として学校でもらった対策プリントのなかでわからないところの解説を聞き，理解した。中３
などなど。
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このコラムについて
伊藤塾では、「教育は、単に知識を教えることではない。自己成長しようというモチベーションを与える環境づくりだ」という信念のもと、日々、教育活動を行っています。
教室の授業風景、どうやったらやる気は出てくるのか、どんな勉強法がいいのかなどについて発信しています。
ここで発信している情報が皆様のお役に立てば幸いです。