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3.小さな成功体験

【コラム】「押し付けられた勉強」から「したくてする勉強」へ〜コーチは問い続ける〜

2018.02.10

【要点】

・最初は「勉強しよう!」という気持ちで勉強していたのに,いつからか塾からの宿題が苦痛に感じてくる。

・その訳は「なんのためにもしくは勉強してどうなりたいか?」がないor変化したから。

 

 

 

 

 

塾での教える側と教わる側との人間関係がねじれてしまうことがある。

 

いつからか,塾での勉強が「押し付け」になることがある

例えば,本来は,教わる側が「学びたい」という気持ちがあるから塾に来て勉強するのだが,いつからか「もう学びたいくない」「こんなに宿題はいらない」「もう勉強したくない」といった気持ちになる。

教える側は「いやいや,そんなことを言っていたら目標を達成できないよ」「もっと早く正確にこれが解けるようにならないといけないよ」と言って関わる。

こうなると,教わる側からすれば塾での授業は単なる押し付けになって,塾に通っているけどあまり効果が出ないということが起きる。

 

「押し付けられた」と感じる理由

こうしてねじれた理由は,学ぶ側の人が「なんのために勉強するのか?」(理由)や「勉強してどうなりたいのか?」(ゴール)がないまま勉強を始めていたり,初めは決まっていたけど勉強を進める中で当初の理由やゴールが現状と合わなくなったりしているためだ。

こうしたことは,塾という場所でだけ起きることではなくて他の場面でも起きる。例えば,「運動を始めようと思ってジムに通い出したが,次第に通わなくなって結果的にやめてしまった」とか,「初めはその会社に就職できたことが嬉しくて仕事を頑張っていたが,だんだんと嫌なこと,人間関係の面倒くささなどが気になりだして辞めようという気持ちになっている」などだ。

 

ねじれを元に戻すために

では,こうしたねじれが起きた場合,どうしたらねじれを元に戻すことができるのか?

そして,そもそもこうしたねじれが起きないためにはどうしたらいいのか?

 

それは,「なんのために勉強をするのか?」や「勉強してどうなりたいのか?」について自分なりの答えを見つけることだ。とは言っても,これが見つかっている人は少ない。私個人の体験談だが,高校2年生の時にある朝ふと早く目覚めた時に目にした出来事がきっかけで自分が勉強する理由を見つけた。そして,その理由が見つかってからは勉強が苦しいことだと思ったことはなかった。

 

こうして塾を開いている今,過去の私が理由に気づけたように,塾に来てくれている塾生さんたちにはそれぞれの「なんのために勉強するのか?」「勉強してどうなりたいのか?」という答えを見つけてほしいと思っている。それなしで教えることもできるが,いつか上で説明したようなねじれが起きるかもしれないし,あったほうがより幸せだったり楽しく嬉しい気持ちで勉強に取り組めると思うからだ。

 

そして,そのためにできることは,生徒さんたちに「なんのために勉強するのか?「勉強してどうなりたいのか?」とコーチングの技術を元に問い続けることだ。そう簡単に答えが出ないことは知っているが,それでも相手の関心に関心を持って何度でも問い続ける。人は,問いがなければ考えない

 

この文章を読んでくれた方にとって,これが少しでも何かのお役に立てば幸いだし,この塾に来てくれている塾生さんたちにはこれからもまた私ができることで少しでも勉強が楽しく,「わかる・できる」ことが嬉しさや喜びにつながればと思う。

 

最後までお読みいただき,ありがとうございました。

 

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