【今日の伊藤塾】カクテルパーティー効果〜今日の頑張り・成果（勉強・学習）〜
2018.10.16
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■この投稿を５秒で理解
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✥周りがザワザワとしている時でも，ふと自分の名前が呼ばれると「あっ，今誰かが自分の名前を呼んだかも」と気づくことがある。
✥つまり，意識していることに対しては人は気づきやすいというのがカクテルパーティー効果（選択的注意）と呼ばれるものだ。言い換えれば，人は意識したものが増えていく。
✥「勉強ができない」と思っている人は「できない」事実が，「勉強ができてきた」と思っている人は「できてきた」事実が次々と発見されて増えていく。
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カクテルパーティー効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか？
心理学に興味があり，調べていると，この言葉に出会いました。
この効果は，「選択的注意」とも言い換えることができるようです。
例えば，教室の中に自分がいるとしましょう。そして，クラス中のみんながそれぞれ友達と雑談をしています。
自分も誰かと話をしている時でも，
周りの誰かが「○○さん」と自分の名前を言ったら，
「おっ，誰か自分を呼んだかな？」と気づくといったことが
これまでになかったでしょうか？
こんなふうに，
人は意識しているものに対しては発見しやすい・気づきやすい
ということです。
以前にも別の投稿で書いたことがある例ですが，
例えば，「レクサスが欲しい」と思ったしましょう。
その時に，街の中を走っている車をたくさん見る中で，
レクサスが通り過ぎると，
「あっ，あれはレクサスだ！」と気づきますが，
そのほかの車が走っている時には別に印象に残らないということがあります。
もう一度，別の言い方をすると，
人は意識したものが次々と発見され，増えていく
ということです。
なぜこの話をしたか？というと，
勉強のやる気や自信を大きくしていくために，この考え方を知っておく必要があると思うからです。
そもそも自分のことを「私はできない人だ，勉強が苦手だ，数学ができない，英語も無理」ということを思っていると，
普段からそれを意識しているので，日常生活の中で次々と「自分のできないところ」が見つかっていき，
やる気は減るばかりで，行動（勉強）もしなくなり，ますますできないくなるということが起きやすくなります。
反対に，
「私は勉強ができる，少しずつできてきた，数学がわかってきた，英語も読めてきた」と思っていると，
日常生活の中で，次々と自分の「できてきたところ」が見つかっていき，それによってやる気も高まっていき，
実際に勉強する時間も増えてきて，さらに成績が伸びていくということが起きやすくなります。
ここまで読まれていかがでしょうか？
ここで，大切なことは，
「私は勉強ができない」というマイナスの思い込みも，
「私は勉強ができてきた」というプラスの思い込みも，
これらは実はどちらもで自分が好きな方を選ぶことができるということです。
もし，プラスの思い込みに変えたほうが，自分にとっては今後良いことがありそうだと思うのなら，
いつでもその思い込みは変えることができます。
私がこの教室で巻き起こしたいと思っていることはこの思い込み（信念・ビリーフ）を書き換えることです。
「君ならきっとできる」
それが私が生徒さんたちに伝えたいメッセージです。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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■今日の頑張り・成果
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✥二次方程式の利用の問題で，文章を読んで式を立てるところが難しいと感じる。まだ完璧ではないが，少しずつ式の立て方がわかってきた。中３
✥比較の英文法を使った長文の読解に挑戦した。とてもよくできた。中３
✥比を使った問題や円・三角形などの図形の問題など，算数の問題で解き方のわからないところを解説を聞いて理解した。小６
✥明日の地区実力テストで出題される範囲の理科について，暗記事項を中心に復習をした。中３
✥There is(are) ~.の英文法について勉強し，問題を解くことができた。小６
などなど。
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このコラムについて
伊藤塾では、「教育は、単に知識を教えることではない。自己成長しようというモチベーションを与える環境づくりだ」という信念のもと、日々、教育活動を行っています。
教室の授業風景、どうやったらやる気は出てくるのか、どんな勉強法がいいのかなどについて発信しています。
ここで発信している情報が皆様のお役に立てば幸いです。